2019年06月18日

00066 宅建士試験過去問 権利関係 代理 #宅建 #過去問


★今日の過去問★

AがBの代理人としてCとの間で、B所有の土地の売買契約を締結した。
Bが、AにB所有土地を担保として借金することしか頼んでいない場合、CがAに土地売却の代理権があると信じ、それに正当の事由があっても、BC間に売買契約は成立しない。


胡桃「基本的な条文の知識を問う問題だわ。10秒で答えてね。よーいどん!」

1秒

2秒

3秒

4秒

5秒

6秒

7秒

8秒

9秒……

胡桃「10秒、経過。まず、これが何の問題なのか分かるわね?」

建太郎「この設問は、表見代理が成立するかどうかの問題だよね?」

胡桃「そうよ。表見代理がどういう制度か分かるわね?」

建太郎「代理権限がないのに代理人が法律行為をしているということで、原則として無権代理だけど、相手方が代理権限があると信じて、そのことに正当な理由がある場合は、そう信じた相手方を保護するために、代理行為を有効なものとして本人に効果を帰属させようという制度だよね?」

胡桃「正当な理由がある場合というのはどういう意味か分かるかしら?」

建太郎「つまり、相手方が善意・無過失だったということだよね」

胡桃「そうよ。じゃあ、表見代理には三つの類型があったけど、覚えているかしら?」

建太郎「ええっと……。
1、代理権がないのに代理権限を与えたと表示した場合。つまり、代理権授与の表示による表見代理。
2、代理権は与えたけど、越権している場合。権限外の行為の表見代理。
3、代理権が消滅した後も代理行為をしている場合。代理権消滅後の表見代理」

(代理権授与の表示による表見代理)
第百九条  第三者に対して他人に代理権を与えた旨を表示した者は、その代理権の範囲内においてその他人が第三者との間でした行為について、その責任を負う。ただし、第三者が、その他人が代理権を与えられていないことを知り、又は過失によって知らなかったときは、この限りでない。

(権限外の行為の表見代理)
第百十条  前条本文の規定は、代理人がその権限外の行為をした場合において、第三者が代理人の権限があると信ずべき正当な理由があるときについて準用する。

(代理権消滅後の表見代理)
第百十二条  代理権の消滅は、善意の第三者に対抗することができない。ただし、第三者が過失によってその事実を知らなかったときは、この限りでない。

胡桃「この設問の事例は、どれに当たるか分かるわね?」

建太郎「担保として借金することしか頼んでいないのに、土地売却の代理権があると信じた。つまり、越権しているわけだね。権限外の行為の表見代理じゃないかな」

胡桃「そうよ。それが分かれば、正誤は判断できるわね」



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posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 20:16| メルマガ掲載問題

宅建士試験過去問 権利関係 借家権 1−66 平成17年 #宅建

動産の賃貸借契約と建物の賃貸借契約(借地借家法第38条に規定する定期建物賃貸借、同法第39条に規定する取り壊し予定の建物の賃貸借及び同法40条に規定する一時使用目的の建物の賃貸借を除く。)に関する次の記述のうち、民法及び借地借家法の規定によれば、正しいものはどれか。




1、動産の賃貸借契約は、当事者の合意があれば、書面により契約を締結しなくても効力が生じるが、建物の賃貸借は書面により契約を締結しなければ無効である。

2、賃貸人と賃借人との間で別段の合意をしない限り、動産の賃貸借契約の賃貸人は賃貸物の使用収益に必要な修繕を行う義務を負うが、建物の賃貸借契約の賃貸人は、そのような修繕を行う義務を負わない。

3、動産の賃貸借契約は、賃貸人と賃借人が合意して契約期間を6か月と定めれば、その通りの効力を有するが、建物の賃貸借契約は、賃貸人と賃借人が合意して、6か月と定めても、期間を定めていない契約とみなされる。

4、契約期間を定めた場合、賃借人は、動産の賃貸借契約である場合は、期間内に解約を行う権利を留保することができるが、建物の賃貸借契約である場合は、当該権利を留保することはできない。







胡桃「ごちゃごちゃと書いてある割には、簡単な問題よね。答えは一読しただけで分かるわ」

建太郎「うーん。そうだな。カッコ書きの借地借家法云々は、借地借家法を考慮しないという意味ではないんだよな?」

胡桃「定期借家契約に関する条文だと書かれているでしょ。それ以外の条文はもちろん考慮して解きなさいということよ。というわけで1から見ていくわよ」
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posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 20:15| 宅建士試験過去問

2019年06月17日

00065 宅建士試験過去問 権利関係 代理 #宅建 #過去問


★今日の過去問★

AがBの代理人としてCとの間で、B所有の土地の売買契約を締結した。
Bは、Aに対して、Cとの間の売買契約を委任したが、Aが、DをCと勘違いした要素の錯誤によってDとの間で契約した場合、Aに重過失がなければ、この契約は無効である。


胡桃「基本的な条文の知識を問う問題だわ。10秒で答えてね。よーいどん!」

1秒

2秒

3秒

4秒

5秒

6秒

7秒

8秒

9秒……

胡桃「10秒、経過。まず、これが何の問題なのか分かるわね?」

建太郎「錯誤の問題であることは分かるよ」

(錯誤)
第九十五条  意思表示は、法律行為の要素に錯誤があったときは、無効とする。ただし、表意者に重大な過失があったときは、表意者は、自らその無効を主張することができない。

建太郎「ただこの選択肢では、錯誤に陥ったのは、本人じゃなくて代理人。この場合、錯誤無効を主張できるのかという問題だよね」

胡桃「そうね。民法にはこうあるわね」

(代理行為の瑕疵)
第百一条  意思表示の効力が意思の不存在、詐欺、強迫又はある事情を知っていたこと若しくは知らなかったことにつき過失があったことによって影響を受けるべき場合には、その事実の有無は、代理人について決するものとする。
2  特定の法律行為をすることを委託された場合において、代理人が本人の指図に従ってその行為をしたときは、本人は、自ら知っていた事情について代理人が知らなかったことを主張することができない。本人が過失によって知らなかった事情についても、同様とする。

胡桃「まどろっこしくて、読みづらいかもしれないけど、1項の条文にある通り、錯誤無効が問題になる時は、本人が錯誤に陥ったかではなく、代理人が錯誤に陥っているかどうかで判断するということね。どうしてかは分かるわね?」

建太郎「まあ、当たり前のことじゃないかな。代理人というのは、本人に成り代わって法律行為をしているわけだから、錯誤無効の問題も、代理人が錯誤に陥ったかどうかで、判断すべきということだろう」

胡桃「そうよ」



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宅建士資格を有するプロ小説家が執筆。ラブコメ風ライトノベル小説を読む感覚で、宅建士試験の勉強ができてしまう画期的なテキストが登場!楽しく学んで楽々合格しよう!

●ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストとは?

本書は、宅建士(宅地建物取引士)資格試験の基本テキストです。

一般的な資格スクールのテキストとは違い、全文が小説形式で記されています。ライトノベル小説を読む感覚で、宅建士試験の勉強ができてしまうという画期的なテキストです。

入門書ではありません。宅建士試験で問われる項目はすべて網羅しており、一部は、司法書士試験、不動産鑑定士試験レベルの内容も含んでいます。
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初めて宅建の勉強をする方はもちろんのこと、一通り勉強した中上級者の方が、試験内容をサラッと再確認するのにも役立ちます。

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posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 20:26| メルマガ掲載問題

宅建士試験過去問 権利関係 借家権 1−65 平成14年 #宅建

建物賃貸借契約の終了に関する次の記述のうち、借地借家法の規定によれば正しいものはどれか。




1、期間の定めのある建物賃貸借において、賃貸人が、期間満了の一年前から六か月前までの間に、更新しない旨の通知を出すのを失念したときは、賃貸人に借地借家法28条に定める正当事由がある場合でも、契約は期間満了により終了しない。

2、期間の定めのある建物賃貸借において、賃貸人が、期間満了の10月前に更新しない旨の通知を出した時で、その通知に借地借家法28条に定める正当事由がある場合は、期間満了後、賃借人が使用を継続していることについて、賃貸人が異議を述べなくても、契約は期間満了により終了する。

3、期間の定めのある契約が法定更新された場合、その後の契約は従前と同一の条件となり、従前と同一の期間の定めのある賃貸借契約となる。

4、期間の定めのない契約において、賃貸人が解約の申し入れをしたときで、その通知に借地借家法28条に定める正当事由がある場合は、解約の申し入れの日から三月を経過した日に、契約は終了する。







建太郎「ええっと……。借地借家法28条ってどんな規定だったっけ?」

胡桃「あら。重要な条文でしょ。もしかして、忘れたの?」

建太郎「問題文を読めば、何となく思い出せるような気がするんだけど……、ええっと……」

胡桃「ちょっと!しっかりしなさいよね!」
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posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 20:24| 宅建士試験過去問

2019年06月15日

00064 宅建士試験過去問 権利関係 代理 #宅建 #過去問


★今日の過去問★

AはB所有の建物の売却(それに伴う保存行為を含む)について、Bから代理権を授与されている。
Aは、急病のため、やむを得ない事情があっても、Bの承諾がなければ、さらにEを代理人として選任し、Bの代理をさせることはできない。


胡桃「具体的な事例を問う問題だわ。10秒で答えてね。よーいどん!」

1秒

2秒

3秒

4秒

5秒

6秒

7秒

8秒

9秒……

胡桃「10秒、経過。まず、これが何の問題なのか分かるわね?」

建太郎「復代理人を選任できるかどうかの問題だよね。設問のような事態になったら、さすがに、さらにEを代理人として選任するのもやむを得ないだろうというのは常識で判断できるよ」

胡桃「まあ、そうだわね。ここで留意したいことはどういう場合に、復代理人を選任できるかは、任意代理と法定代理の場合とで違うということよ。まず、任意代理と法定代理がどう違うか分かるわね?」

建太郎「任意代理は、委任による代理の場合だよね。設問みたいに、代理権限を授与される場合がそうだ。それに対して、法定代理は、成年後見人とか未成年後見人みたいに法律の規定によってえらばれる代理人ってことだね」

胡桃「そして、両者では、復代理人を選任できる場合が異なるということを押さえておいてね」

(任意代理人による復代理人の選任)
第百四条  委任による代理人は、本人の許諾を得たとき、又はやむを得ない事由があるときでなければ、復代理人を選任することができない。

(法定代理人による復代理人の選任)
第百六条  法定代理人は、自己の責任で復代理人を選任することができる。この場合において、やむを得ない事由があるときは、前条第一項の責任のみを負う。

建太郎「つまり、任意代理の場合は、本人に指名されたんだから、『本人の許諾を得たとき、又はやむを得ない事由があるときでなければ、復代理人を選任することができない。』と、それに対して、法定代理の場合は、『自己の責任で復代理人を選任することができる。』要するにいつでも自由に選任してよいということだね」

胡桃「そうよ」




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宅建士資格を有するプロ小説家が執筆。ラブコメ風ライトノベル小説を読む感覚で、宅建士試験の勉強ができてしまう画期的なテキストが登場!楽しく学んで楽々合格しよう!

●ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストとは?

本書は、宅建士(宅地建物取引士)資格試験の基本テキストです。

一般的な資格スクールのテキストとは違い、全文が小説形式で記されています。ライトノベル小説を読む感覚で、宅建士試験の勉強ができてしまうという画期的なテキストです。

入門書ではありません。宅建士試験で問われる項目はすべて網羅しており、一部は、司法書士試験、不動産鑑定士試験レベルの内容も含んでいます。
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