2019年04月15日

宅建士試験過去問 権利関係 委任 1−22 平成9年

Aは、その所有する土地について、第三者の立ち入り防止等の土地の管理を、当該管理を業としていないBに対して委託した。この場合、民法の規定によれば、次の記述のうち、誤っているものはどれか。




1、Bが無償で本件管理を受託している場合は、「善良なる管理者の注意」ではなく、「自己の財産におけるのと同一の注意」をもって事務を処理すれば足りる。

2、Bが、無償で本件管理を受託している場合は、Bだけでなく、Aもいつでも本件管理委託契約を解除することができる。

3、Bが有償で本件管理を受託している場合で、Bの責めに帰すべからざる事由により本件管理委託契約が履行の半途で終了したときは、Bは既にした履行の割合に応じて報酬を請求できる。

4、Bが有償で本件管理を受託している場合で、Bが死亡したときは、本件管理受託契約は終了し、Bの相続人は、当該契約の受託者たる地位を承継しない。










胡桃「これは何の問題か分かるかしら?」

建太郎「委任の問題だよね。しかも条文レベル」

胡桃「委任かしら?」

建太郎「えっ?委任の問題だよね?」

胡桃「土地の管理の委託って委任かしら?」
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posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 19:53| 宅建士試験過去問

2019年04月13日

宅建士試験過去問 権利関係 委任 1−21 平成14年

Aが、A所有の不動産の売買をBに対して委任する場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。なお、A及びBは宅地建物取引業者ではないものとする。




1、不動産のような高価な財産の売買を委任する場合には、AはBに対して委任状を交付しないと、委任契約は成立しない。

2、Bは、委任契約をする際、有償の合意をしないかぎり、報酬の請求をすることができないが、委任事務のために使った費用とその利息はAに請求することができる。

3、Bが当該物件の価格の調査など善良なる管理者の注意義務を怠ったため、不動産売買についてAに損害が生じたとしても、報酬の合意をしていない以上、AはBに対して、賠償の請求をすることができない。

4、委任はいつでも解除できるから、有償の合意があり、売買契約成立寸前にAが理由なく解除して、Bに不利益を与えた時でも、BはAに対して、損害賠償請求をすることができない。










建太郎「拍子抜けするような簡単な問題だよな?」

胡桃「そうね。こんな問題を間違える人はいないはずよ。選択肢1を読んだ途端に気怠くなるわね。でも、油断は禁物よ。こういう簡単な問題でミスしたら、合格は遠のくわ。まず、1から見ていくわよ」
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posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 20:08| 宅建士試験過去問

2019年04月12日

請負契約の注文者による契約の解除

請負契約の注文者からの契約解除については、請負人が仕事を完成する前であれば、認められている。
請負人が仕事を完成させた後は、一方的な契約解除はできない。

そして、契約解除は、注文者のみに認められており、請負人からの自由な契約解除は認められていないことを押さえておこう。


民法
(注文者による契約の解除)
第六百四十一条 請負人が仕事を完成しない間は、注文者は、いつでも損害を賠償して契約の解除をすることができる。
posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 20:14| 権利関係

2019年04月11日

宅建士試験過去問 権利関係 請負 1−20 平成6年

Aが建設業者Bに請け負わせて木造住宅を建築した場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば誤っているものはどれか。




1、Aの報酬支払い義務とBの住宅引き渡し義務は同時履行の関係に立つ。

2、Aは、住宅の引き渡しを受けた場合において、その住宅に瑕疵があり、契約をした目的を達成することができない時は、引き渡しを受けた後、一年内であれば、その契約を解除することができる。

3、Bは、引き渡した住宅に瑕疵がある時は、原則として、引き渡し後、5年間瑕疵担保責任を負うが、この期間は、AB間の特約で10年まで伸ばすことができる。

4、Bは、瑕疵担保責任を負わないとする特約をAと結ぶこともできるが、その場合でも、Bが瑕疵の存在を知っていて、Aに告げなかった時は、免責されない。










胡桃「この問題も簡単だわね。条文レベルだわ」

建太郎「ああ。このレベルの問題ばっかりだったらいいんだけどなあ」

胡桃「簡単な問題ばかり出題されるということは、合格ラインが上がるということよ。40点取ったって、合格できるかどうか、怪しくなるわよ」

建太郎「それはそれで困る!」

胡桃「まず、1から見ていくわよ」
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posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 20:12| 宅建士試験過去問

2019年04月10日

請負契約における報酬の支払時期

請負契約においては、注文者は請負人に対して、報酬を支払う義務を負う。
では、報酬はいつ支払えばいいのか?

これについては原則として後払いとされている。

民法
(報酬の支払時期)
第六百三十三条 報酬は、仕事の目的物の引渡しと同時に、支払わなければならない。ただし、物の引渡しを要しないときは、第六百二十四条第一項の規定を準用する。

※(報酬の支払時期)
第六百二十四条 労働者は、その約した労働を終わった後でなければ、報酬を請求することができない。
2 期間によって定めた報酬は、その期間を経過した後に、請求することができる。

仕事の目的物の引渡しと同時に、支払わなければならない。とされており、請負人としては、目的物を完成させなければ、報酬を受け取れないことになっている。
また、目的物の引き渡しを要しない場合も、請負による仕事が終わってからでなければ、請負人は報酬を請求できない。
posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 22:46| 権利関係