2019年08月21日

00090 宅建士試験過去問 権利関係 担保責任 #宅建 #過去問



★今日の過去問★

AがBに建物を売却し、代金受領と引き換えに、建物を引き渡した後に、Bがこの建物に隠れた瑕疵があることを発見したが、売主の瑕疵担保責任についての特約はない。
この場合、Bは、この瑕疵があるために、この売買契約を締結した目的を達することができない場合に限り、この売買契約を解除できる。



胡桃「基本的な条文の知識を問う問題だわ。10秒で答えてね。よーいどん!」

1秒

2秒

3秒

4秒

5秒

6秒

7秒

8秒

9秒……

胡桃「10秒、経過。どうかしら?」

建太郎「これも条文通りだよね。『買主がこれを知らず、かつ、そのために契約をした目的を達することができないとき』とある」

(売主の瑕疵担保責任)
第五百七十条  売買の目的物に隠れた瑕疵があったときは、第五百六十六条の規定を準用する。ただし、強制競売の場合は、この限りでない。

(地上権等がある場合等における売主の担保責任)
第五百六十六条  売買の目的物が地上権、永小作権、地役権、留置権又は質権の目的である場合において、買主がこれを知らず、かつ、そのために契約をした目的を達することができないときは、買主は、契約の解除をすることができる。この場合において、契約の解除をすることができないときは、損害賠償の請求のみをすることができる。
2  前項の規定は、売買の目的である不動産のために存すると称した地役権が存しなかった場合及びその不動産について登記をした賃貸借があった場合について準用する。
3  前二項の場合において、契約の解除又は損害賠償の請求は、買主が事実を知った時から一年以内にしなければならない。

建太郎「要するに、家としての使用に耐えないような、欠陥がある場合でなければ、契約解除はできない。ほんのちょっぴり欠陥があるだけで、『契約解除だあ!』って騒ぐモンスタークレーマーの話を聞く必要はないってことだ」

胡桃「民法制定当時から、モンスタークレーマー対策を講じてあるのよね。先人の先見の明には感心するわ」




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