2019年07月02日

00073 宅建士試験過去問 権利関係 無権代理 #宅建 #過去問



★今日の過去問★

B所有の土地をAがBの代理人として、Cとの間で売買契約を締結した。
Aが無権代理人である場合、CはBに対して相当の期間を定めて、その期間内に追認するか否かを催告することができ、Bが期間内に確答をしない場合には、追認とみなされ本件売買契約は有効となる。


胡桃「基本的な条文の知識を問う問題だわ。10秒で答えてね。よーいどん!」

1秒

2秒

3秒

4秒

5秒

6秒

7秒

8秒

9秒……

胡桃「10秒、経過。まず、これが何の問題なのか分かるわね?」

建太郎「これは条文そのままの出題だね」

(無権代理の相手方の催告権)
第百十四条  前条の場合において、相手方は、本人に対し、相当の期間を定めて、その期間内に追認をするかどうかを確答すべき旨の催告をすることができる。この場合において、本人がその期間内に確答をしないときは、追認を拒絶したものとみなす。

※前条(無権代理)
第百十三条  代理権を有しない者が他人の代理人としてした契約は、本人がその追認をしなければ、本人に対してその効力を生じない。
2  追認又はその拒絶は、相手方に対してしなければ、その相手方に対抗することができない。ただし、相手方がその事実を知ったときは、この限りでない。

建太郎「催告をして、本人が追認しなかったら、追認拒絶とみなす。本人の立場に立って考えれば分かるよね。いきなり、『追認するかしないか回答してくれ』という手紙が来たとして、本人がまるで知らなかったら、『ふざけるな!』って破り捨てたくなるよね。その気持ちを察して、追認拒絶とみなすとしたんだよな」

胡桃「そうね。追認の規定を勉強すると、民法の起草者は、人間の心理をよく理解しているなあ。って感心してしまうわね」




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posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 21:05| 宅建士試験過去問