2019年06月23日

00070 宅建士試験過去問 権利関係 代理 #宅建 #過去問



★今日の過去問★

買主AがBの代理人Cとの間でB所有の甲地の売買契約を締結した。
Bが従前Cに与えていた代理権が消滅した後であっても、Aが代理権の消滅について善意無過失であれば、当該売買契約によりAは甲地を取得することができる。


胡桃「基本的な条文の知識を問う問題だわ。10秒で答えてね。よーいどん!」

1秒

2秒

3秒

4秒

5秒

6秒

7秒

8秒

9秒……

胡桃「10秒、経過。まず、これが何の問題なのか分かるわね?」

建太郎「これは、何を問う問題か分かるよ。表見代理だよね」

胡桃「そうよ。表見代理の三つの類型。覚えているかしら?」

建太郎「ええっと……」

(代理権授与の表示による表見代理)
第百九条  第三者に対して他人に代理権を与えた旨を表示した者は、その代理権の範囲内においてその他人が第三者との間でした行為について、その責任を負う。ただし、第三者が、その他人が代理権を与えられていないことを知り、又は過失によって知らなかったときは、この限りでない。

(権限外の行為の表見代理)
第百十条  前条本文の規定は、代理人がその権限外の行為をした場合において、第三者が代理人の権限があると信ずべき正当な理由があるときについて準用する。

(代理権消滅後の表見代理)
第百十二条  代理権の消滅は、善意の第三者に対抗することができない。ただし、第三者が過失によってその事実を知らなかったときは、この限りでない。

胡桃「その三つね。この選択肢はどれに該当するか分かるわね?」

建太郎「代理権消滅後の表見代理だね。本来、表見代理は無権代理だから無効だけども、相手方が善意無過失で代理権ありと信じたならば、本人にその効果を帰属させようという趣旨だよね。代理権があるかのような外観を作り出した本人にも、帰責事由があるから」

胡桃「そうよ。条文をストレートに問う選択肢だと分かるでしょ」




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