2019年04月02日

注文者が受ける利益の割合に応じた報酬

請負契約では、原則として仕事を完成させなければ、請負人は報酬をもらえないことになっている。
しかし、これでは、請負人が不当に不利益を被りかねない。
そこで、一定の場合は、仕事が完成していなくても、注文者が受ける利益の割合に応じた報酬を受け取れることになっている。
次のような場合である。

一 注文者の責めに帰することができない事由によって仕事を完成することができなくなったとき。
二 請負が仕事の完成前に解除されたとき。

条文は次のとおりなので確認しておこう。


民法
(注文者が受ける利益の割合に応じた報酬)
第六百三十四条 次に掲げる場合において、請負人が既にした仕事の結果のうち可分な部分の給付によって注文者が利益を受けるときは、その部分を仕事の完成とみなす。この場合において、請負人は、注文者が受ける利益の割合に応じて報酬を請求することができる。
一 注文者の責めに帰することができない事由によって仕事を完成することができなくなったとき。
二 請負が仕事の完成前に解除されたとき。
posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 20:07| 権利関係