2019年03月29日

請負契約における目的物の所有権の帰属

建物を建てる請負契約を締結した場合において、建物が完成した時は、所有権がどちらに帰属するのか?
所有権が移転する時期はいつなのか?

これについては、材料を提供したのがどちらなのかによって判断するのが判例である。

材料の全部又は主要な部分を注文者が供給した場合
→ 初めから注文者に帰属する。

材料の全部又は主要な部分を請負人が供給した場合
→ 完成した建物の所有権は、請負人に帰属する。その上で、引き渡しによって、注文者に移転することになる。

もちろん、これは原則で、建物完成前に請負代金が完済されている場合は、引き渡しを待たずに、完成と同時に、初めから注文者に帰属することになる。
posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 20:21| 権利関係