2019年02月14日

買主の追完請求権

引き渡された商品が売買契約で定められたものと違っていた場合はどうしたら良いだろうか。

例えば、
電動自転車を購入したはずなのに、普通の自転車だった。
新品の電動自転車を購入したはずなのに、中古品だった。
ケーキを十個注文したはずなのに、七個しか入っていなかった。

こういう場合は、買主としては、売主に対して、追完請求権を行使することができる。
次の条文のとおりである。

(買主の追完請求権)
第五百六十二条 引き渡された目的物が種類、品質又は数量に関して契約の内容に適合しないものであるときは、買主は、売主に対し、目的物の修補、代替物の引渡し又は不足分の引渡しによる履行の追完を請求することができる。ただし、売主は、買主に不相当な負担を課するものでないときは、買主が請求した方法と異なる方法による履行の追完をすることができる。
2 前項の不適合が買主の責めに帰すべき事由によるものであるときは、買主は、同項の規定による履行の追完の請求をすることができない。


つまり、電動自転車を購入したはずなのに、普通の自転車だったら、電動自転車を引き渡すように求めることができるし、
新品の電動自転車を購入したはずなのに、中古品だったら、新品を引き渡すように求めることができるし、
ケーキを十個注文したはずなのに、七個しか入っていなかったら、三つ追加するように求めることができる。ということである。


posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 21:25| 権利関係