2018年12月03日

申し込みと承諾の効力発生時期

申し込みと承諾の効力発生時期については、意思表示の効力発生時期に関する原則的な規定による。
次の条文にあるとおり、申し込みと承諾ともに、その通知が相手方に到達した時からその効力を生ずる。
すなわち、到達主義が採用されている。

【改正法】
(意思表示の効力発生時期等)
第九十七条 意思表示は、その通知が相手方に到達した時からその効力を生ずる。
2 相手方が正当な理由なく意思表示の通知が到達することを妨げたときは、その通知は、通常到達すべきであった時に到達したものとみなす。
3 意思表示は、表意者が通知を発した後に死亡し、意思能力を喪失し、又は行為能力の制限を受けたときであっても、そのためにその効力を妨げられない。

なお、旧法では、承諾は、発信主義とされていたが、債権法改正に伴い、この点が改められているので確認しておこう。

※旧法
(隔地者間の契約の成立時期)
第五百二十六条 隔地者間の契約は、承諾の通知を発した時に成立する。
2 申込者の意思表示又は取引上の慣習により承諾の通知を必要としない場合には、契約は、承諾の意思表示と認めるべき事実があった時に成立する。

※改正法では、第五百二十六条1項が削除されている。

posted by 宅建士試験ラノベ化プロジェクトチーム at 21:14| 権利関係